高岡の100年続く工房で作られる調律されたおりんです。
四角く厚い3枚の黄銅板を職人が金槌で幾度も叩き、淵・側面・底の2つの輪と1つの鉢に延ばし、これら3つをつなぎ合わせおりんの形に仕上がります。
炉で赤くなるまで焼き 冷めたら叩くを繰り返し丸く形を整え、最後に職人が熟練の技術で鏧子の内側と外側を叩き鳴りを調律して完成します。
本来はお寺でお経を読む時に鳴らされますが、最近では心身ともに整える音色を身近に置けるよう小さいサイズもございます。
また、鏧子を鳴らす際は皮が巻かれたりん棒と金襴製丸布団をお使いください。どちらも鏧子の口径より1〜2サイズ大きい寸法が適合サイズです。